7月24日 (日)、この日が最終日となった『ニジガクミュージックスクールバス』に参加してきました。お台場・有明を巡りながら、45分で25曲ものニジガクの曲を楽しむバスツアーです。ちょうど2期が終わったタイミングで、いろいろな思い出が蘇るツアーになりました。
この記事では、バスツアーのコースとセットリストをお届けします。
乗り場は有明ガーデンのバスターミナル。都営バスなど一般のバスも発着するところです。ちょうどニジガクcaféもすぐ近くにありました。バスターミナルに降りると、黄色いボンネットバスがもう止まっていました。黄色い車体はよく目立ち、一般客、特に子どもたちの注目をよく引いていました。ちょうどスタッフが車内で休憩をとっていたようです。
開始15分前に、チケットの確認が行われました。この回の参加者は定員20名中20名で、満席でした。
全員が揃ったところで、いよいよバスに乗り込みます。バスの車内は、進行方向左側に通勤電車のような横向きの、進行方向右側に前向きの座席が取り付けられていました。車内で何よりも目を引いたのが、各座席と窓上にたくさん設置された小型のモニターです。既に『虹ヶ咲』の映像が一時停止状態になっていて、期待が高まります。
発車前に、ガイドさんから案内がありました。走行中の着席やマスクの着用といった安全上の注意はありましたが、それに加えて曲を手拍子などで大いに盛り上げてほしいとのことでした。さらに、ブレードなどの使用や、歓声もOKでした。公式のライブイベントでまだ声を出すことができないのに、ここで許可されてしまうとは、参加者一同驚いていました。ただ、実際にはブレードを出す人はおらず*1、かけ声も最小限で、ライブのレギュレーションのように、手拍子で楽しんでいる参加者がほとんどでした。曲を流すPCの前に立つガイドさんは、そのノリの良さそうな雰囲気も相まって、さながらDJといったところでした。
全員のカウントダウンで、バスが動き出し、同時に『虹色Passions!』がかかりました。バスのエンジン音が普通のバスよりも大きく、曲を聴く邪魔になるかと思いましたが、実際には音響機器も良質なもので、エンジン音は良いスパイスになるくらいでした。曲目は多いので、その曲が流れていたおおよその走行位置とともに、地図に示すことにします。
まずは豊洲側に渡り、1期の挿入歌とともに都心側を回りました。『VIVID WORLD』が終わった頃に竹芝付近を通過しましたが、八丈島出身の果林は竹芝桟橋によく来ているというのが、都心側での曲と走行場所のシンクロポイントでした。
ちょうど1期の曲をかけ終えたところで、バスは芝浦付近にいました。いよいよこの企画のハイライトであるレインボーブリッジを渡ります。曲は『無敵級*ビリーバー』です。レインボーブリッジを光で彩る、かすみのソロ曲です。この曲にはMVがフルで存在しているので、レインボーブリッジをほぼ渡りきるあたりまで、黄色い車体のバスの中で、参加者たちもかすみの煌めきをいっぱいに浴びていました。この『無敵級*ビリーバー』は、このツアーの目玉として事前に予告されていました。
渡りきる直前で『未来ハーモニー』に移り、それが終わるとバスはお台場に入っていました。ここからはどこへ行っても『虹ヶ咲』のアニメや各種コンテンツで登場する場所ばかりを巡ります。そして、曲も2期の挿入歌に移り、曲と走行場所がシンクロする箇所がさらに増えました。
DiverDivaの『Eternal Light』は曲が披露されたメガウェブ跡地付近でかかりました。お台場から有明方面へ進み、虹ヶ咲学園こと東京ビッグサイトの会議棟の前に差し掛かったとき、ついに2期8話バージョンの『TOKIMEKI Runners』がかかりました。こちらもぴったりのロケーションで、ニジガクの始まりの曲というだけあって、『無敵級*ビリーバー』に勝るとも劣らない感動がありました。
最終回の『Future Parade』が流れる中、その披露場所でもあるゴールの有明ガーデンが近づきます。少し時間が足りないかと思いましたがバスターミナルへの入場に時間がかかり、最後の『夢が僕らの太陽さ』上映終了とぴったり同時に、バスがスタート地点と同じバス停に停車しました。毎曲参加者は拍手していましたが、その完璧ぶりに、ここまでで一番大きな拍手が起きました。
暑い日でしたが、暑さに負けず、盛り上がったツアーでした。
この記事の執筆中、8/6 (土) - 9/19 (月・祝) の期間中に有明・お台場の聖地や名所をニジガクメンバーのガイドで巡る『トキメキ♪ お台場バスツアー』が予告されました。こちらのバスは、2階建てオープンバスの『SKY BUS』が使用されるようで、この企画の発展形といえます。こちらにも期待です。
*1:突然言われたので、誰も持っていなかった可能性が高い
