Aqours10周年まで あと60日 (2025. 5. 1)
プライベートの多忙や『スーパースター!!』3期などがあり、前回の記事から半年以上に間が開いてしまいましたが、頑張って10年目まで振り返っていきます。
本文内では、特に記載のない限り6月30日から12月31日までの日付は2017年、1月1日から6月29日までは2018年を指します。
Aqours2周年を迎えた年、ついにAqoursに会いに行くという念願が叶いました。実際にはどうしても会いたいと思っていたというより、もし会えたら嬉しい程度だったのですが、実際に姿を見て目覚めてしまいましたしまうと、その輝きがもう人生の一部になってしまったように感じ、何度ライブに行っても次が楽しみになるほどでした。
~2016
2016~2017
Aqoursと私の略年表 (2017. 6. 30~2018. 6. 29)
| 年月 (日) | Aqoursの歩み | 普門寺 (筆者) の歩み |
|---|---|---|
| 2017. 6. 30 | Aqours CLUB開設、『Landing action Yeah!』リリース | |
| 2017. 8. 2 | デュオトリオシングル『Summer Vacation』発売 | |
| 2017. 8. 5・6 | 『Aqours 2nd LoveLive! ~HAPPY PARTY TRAIN TOUR~』名古屋公演開催 | 参加せず |
| 2017. 8. 19・20 | 『Aqours 2nd LoveLive! ~HAPPY PARTY TRAIN TOUR~』神戸公演開催 | 参加せず |
| 2017. 9. 29・30 | 『Aqours 2nd LoveLive! ~HAPPY PARTY TRAIN TOUR~』埼玉公演開催 | 参加せず |
| 2017. 10. 7 | 『ラブライブ! サンシャイン!!』TVアニメ2期放送開始 | この頃、ラブライブ! ファンのサークルに加入 |
| 2017. 10. 26 | 『Aqours課外活動 未来の僕らは知ってるよ ~We got stamp~』東京開催 | このイベントに参加し、初めてAqoursキャストを生で見た |
| 2017. 11. 4 |
Aqours初のファンミーティングツアー『Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING 2018年3月11日まで4ヶ国・地域9都市21公演を開催 |
沼津公演 (12. 16) のLVに参加予定だったが、体調不良で行けず |
| 2017. 12. 6 | 『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル after school ACTIVITY』にAqoursが先行体験版として登場 (~2018. 1. 8) | |
| 2017. 12. 20 | アニメ挿入歌として『Awaken the power』をリリース。Aqoursが初めて他のアーティストとコラボした楽曲であると同時に、収録されたSaint Snowの『CRASH MIND』と『DROPOUT!?』は史上初のOST以外に収録されたライバル楽曲である | |
| 2017. 12. 28 | Aqours CLUBに入会 (会員番号AC052421) | |
| 2018. 1. 26 | 沼津へ聖地巡礼旅行 (始動以降3回目)。あわしまマリンパークを訪問 | |
| 2018. 3. 19 | 旅行中に沼津に立ち寄った (始動以降4回目)。沼津港を訪問 | |
| 2018. 4. 24 | 『ぷちぐるラブライブ!』リリース。Aqoursは最初から登場 | |
| 2018. 4. 26・27 | 『Saint Snow PRESENTS LoveLive! SUNSHINE!! HAKODATE UNIT CARNIVAL』開催。シリーズ史上初のユニットライブかつ、地方単独公演ライブ | 参加せず |
| 2018. 6. 9・10 | 『Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~』埼玉公演開催 | Day2に参加 |
| 2018. 6. 16・17 | 『Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~』大阪公演開催 | 参加せず |
1. 解禁
私は観に行きませんでしたが、Aqours3年目最初のイベントは『Aqours 2nd LoveLive! ~HAPPY PARTY TRAIN TOUR~』でした。名古屋・神戸・埼玉 (所沢) の3都市を巡る、ラブライブ! 史上初の非首都圏での単独フルライブ公演にして、初のツアーでした。
そのことももちろん特別だったのですが、エポックメイキングだったのは、9月29日 (金)・30日 (土) の埼玉公演の幕間映像において『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』に関する発表があったことです。
顔だけのアイコンになったAqoursが、μ'sとついに言葉を交わしたのです。それに先立つ9月21日 (木) には同作の制作発表があり、キャストとして伊波杏樹さんがμ'sの新田恵海さんと共演していました (同時に虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の最初のキャスト9名も発表) が、メンバー同士が会話するのは初めてでした。
何度も述べてきた通り、Aqoursとμ'sの間には高い壁がありました。Aqoursキャストがμ'sに言及することはなく、アニメの中でもAqoursはμ'sの痕跡にさえ触れることができませんでした (これに関しては「だから良かった」のですが)。ファン同士も、お互いの話題を持ち込んではならないような雰囲気があり、ネット上では常に論争が起きていました。Aqoursは独りで頑張ることを強いられてきました。もっとも、そのおかげで今のAqoursがあることは言うまでもありません。
そんな壁が少しずつ崩れつつあることが、どれほど嬉しかったことでしょう。まだまだ対立は止みませんでしたが、『スクスタ』のリリースや『ラブライブ! フェス』を通して、少なくとも表面上はそのような声が止んでいきました。
『スクスタ』からニジガク要素を抜き出したような『にじちず』も発売された今となっては、『スクスタ』といえばニジガクのゲームのような印象になっています。しかし、Aqoursにとっても大切な転換点になっていくことは、このときから明らかでした。
2. TVアニメ2期
TVアニメ2期は、2017年10月7日 (土) に始まりました。この日はちょうど、当時岐阜に住んでいた友人の家に泊まっていて、そこで一緒に1話を見ました。この友人とは後にLiella! 5thや104期蓮華祭のFes×LIVEを一緒に見に行きました。
1期のアニメが、無印『ラブライブ!』に対する「守」であり「破」であったなら、2期は「離」といえます。なによりも衝撃的だったのは、7話『残された時間』で浦の星女学院の廃校が決まってしまったことです。ラブライブ! 優勝を目指して、そしてなによりも理事長・鞠莉から告げられた廃校を覆すためにどのメンバーも成長を重ね、東海大会では『MIRACLE WAVE』で大技を決め、Aqoursに、浦の星女学院に流れが向いてきたように感じていました。100人という全校生徒より多い入学希望者を集めるノルマは、しかし、98人であと一歩及ばず、達成できませんでした。
その当時は、廃校が決まったその回のうちに新たな目標を得て立ち上がり、ラブライブ! 優勝を果たして浦の星女学院の名を歴史に残したAqoursの勢いに、ただただ興奮させられていたように思います。最終回を見終えた後は感極まることも多く、一人カラオケでAqoursのどの曲をかけても泣き出してしまうほどでした。
しかし、後になって (特にコロナ禍を経た2020年以降) これほどの学校が現存していないという事実に胸が苦しくなることがありました。それを思えば思うほど、決勝曲『WATER BLUE NEW WORLD』の存在が、私の中で大きくなっていきました。
また、シリーズ初だったのが、9話『Awaken the power』における、ライバルSaint Snowとのコラボでした。浦の星女学院の廃校も、Saint Snowの敗退も覆すことはできませんが、失った者同士が手を取り合い、一緒に新時代の幕を上げたのです。ちなみに、結局AqoursとSaint Snowはラブライブ! の公式戦で一度も相見えることは叶わず、次にラブライブ! で主人公チームがライバルを撃破するのが描かれたのは実に5年後、『ラブライブ! スーパースター!!』2期10話でのLiella! (2期) 対ウィーン・マルガレーテまでありませんでした。完全に余談ですが、マルガレーテはLiella! に、Edel Noteの2人は蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブに加入したため、破られたライバルが主人公チームに加入「しなかった」のは2025年現在でもA-RISEが唯一です。それを考えると、もしかするとこの回は『虹ヶ咲』以降のメンバー追加への足掛かりだったといえるかもしれません。また、Saint Snowとの関係作りのために奔走したのはルビィでした。その後のルビィ (降幡愛さん) はといえば、『ラブライブ! シリーズのオールナイトニッポンGOLD』で長年パーソナリティを務め、『コットンキャンディえいえいおー!』『愛♡スクリ~ム!』で2度のSNSバズを生み出すなど、ラブライブ! シリーズの顔になりました。この回はそんなルビィの快進撃の第一歩ともいえ、その意味でもラブライブ! シリーズの歴史の転換点だったのかもしれません。
個人的には、ダイヤの当番回だった4話『ダイヤさんと呼ばないで』も印象に残っています。「ポンコツ化」で片付けられがちなこの手のキャラクターにあって、周りに親しみを持ってもらいたくて、なりたい自分になりたくて空回りする可愛いところも、流石のリーダーシップを発揮するかっこいいところもすべて描かれ、「ダイヤさん」も「ダイヤちゃん」も肯定される優しい回でした。そして、この回の最初に提示された「金欠」問題は、みんなで伊豆・三津シーパラダイスでアルバイトすることで解決されているのですが、話の本筋は途中からダイヤの内面にシフトしてしまいます。大局を変えるよりも、その過程で得られるもののほうにスポットライトを当てるのは、『ラブライブ! サンシャイン!!』の大筋と重なる部分があります。
3. はじめましてAqours
その2期のOPテーマ『未来の僕らは知ってるよ』のリリースイベントが、東京・愛知・大阪の3都府県で開催されました (愛知は台風接近に伴い中止)。東京では、10月26日 (木)、東京ドームシティ ラクーアガーデンステージに2年生キャストの伊波杏樹さん、逢田梨香子さん、斉藤朱夏さんが登壇しました。短いトークイベントの後、当日の物販で抽選を当てた人のみキャストにスタンプを押してもらうことができる接近イベントでした。私は、無料観覧のトークのみ見に行きました。これが、私にとって初めてのキャスト出演イベントへの参加となりました。
ペデストリアンデッキの上から、3人の姿を見られました。ステージを取り囲むエリアはどこも人でいっぱいでした。後になってドーム会場などでのライブと比較すると、かなり近くで見ることができたと思います。そこで感じたのは、写真や映像で見るよりもっと可愛いということです。観覧スペースの頭上を130 km/hで爆走するジェットコースター『サンダードルフィン』の轟音に斉藤さんが驚いていたのが印象に残っています。
この会場の背後には、東京ドームが鎮座しています。いつかはこの場所で……と思いつつ、そこがμ's FINALライブの会場であることも、当時は意識せざるを得ませんでした。
ちなみに、この頃私は、大学内におけるラブライブ! 好きの人の集まりに参加するようになっていました。といっても、当時はμ’sファンがほとんどでAqoursの話は出たり出なかったりでした。ライブBDもμ’sのものしかなかった (Aqoursの1stライブが9月27日発売) ので、μ’sの上映会を中心に活動していたからというのもあります。しかしながら、3rdライブの頃にはAqoursの話題が多くなっていったのを覚えています。このイベントにも、そのグループのメンバーが何人か来ていたはずです。

4. アケフェス
2016年12月にμ’sのみで始まった『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル after school ACTIVITY』は、この年の年末・年始、Aqoursが期間限定で登場するイベントが開かれました。当時はよくこのゲームをプレイしにゲームセンターを訪れており、Aqoursの曲も「シャンシャン」できることを喜ぶと同時に、本格実装に期待を寄せていました。Aqoursの正式登場は、2018年の12月を待つことになります。
5. 三度目の沼津
年が明けて2018年1月26日 (月) には、約1年ぶりに沼津を訪れました。果南推しの友人と一緒に目指したのはあわしまマリンパークです。
内浦のもう一つの玄関口・伊豆長岡駅まで、特急『踊り子』に乗って乗り換えなしで移動しようとしました。ところが、列車が小田原から運休になってしまい、結局小田原・熱海・三島で3回も乗り換えるはめになりました。
バスで内浦に出て、『千鳥海館』さんで昼食。友人が頼んだアジの活き造りにびっくりしました。
アニメに出てくる風景を一通り楽しんだら、午後は淡島へ渡りました。『ラブライブ! サンシャイン!!』前に一度訪れていましたが、約9年ぶりの訪問となりました。自分の足で山頂へ登ったり、果南の家のモデルとなったカエル館前にあるダイビングショップの展示を見たりして、見るだけでなく『サンシャイン!!』の世界を体感できました。
夜も沼津の海鮮を楽しみ、深夜まで楽しい日帰り旅行となりました。

6. 丸勘ゆるさない
短時間ですが、旅の途中で4度目の沼津に立ち寄りました。3月19日 (月)、朝7時台の沼津に着いて、まっすぐに沼津港を訪れました。向かったのは『沼津みなと新鮮館』内の飲食店『丸勘』さんです。
海鮮の干物や揚げ物を出すお店ですが、午前中には海鮮丼を出すことで知られています。店内にはAqoursの手描きPOPが所狭しと貼り出され、とろサーモン漬け丼は「うゆ」、大盛りは「ヨーソロー」など独自の符丁がありました。そしてレシートの担当者名には「国木田」の文字が……。本編には一切出てこないお店でありながら、積極的にAqoursを活用し、SNSを通してラブライバーを呼び込んでいました。食材に一切の妥協を許さない姿勢から、「#丸勘ゆるさない」のハッシュタグが流行していました。
このときはとろサーモン漬け丼を食べました。
2023年にはAqoursファンでこれらのプロモーションを担当していた店員さんが退職され、膨大なPOPが全て剥がされました。その後も、沼津を訪れるファンに愛される店であり続けているようです。

7. 大沼市長から頼重市長へ
この年、残念なお知らせがありました。
私が沼津に行った2日後の3月21日 (水・祝)、沼津市の大沼明穂市長が、58歳の若さで急逝しました。TVアニメ1期が始まったのと時を同じくして沼津市長に当選し、行政としての協力に前向きな姿勢を見せており、これからというところでした。これにより、沼津市と『ラブライブ! サンシャイン!!』の関係は後任であり今も在職の頼重秀一市長に引き継がれます。頼重市長はさらに『サンシャイン!!』との関係を深め、イベントにも何度も出席してくださっています。
8. 命の灯火
さて、ようやく『Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~』に触れることができます。友人が連番に入れてくれ (当時は2枚チケットを購入した人が、特に登録などはせずにもう1人参加者を連れてくる方式でした)、1会場目の埼玉公演Day2への参加が叶いました。私にとって初めてのAqoursのライブ、否、全アーティストを通して初めてのライブ参戦がこのときでした。

会場はメットライフドーム (現・ベルーナドーム) で、会場を保有する西武鉄道がAqoursと全面的にコラボし、特別列車の運行や、スタンプラリーを開催していました。私は、Day1の開催日である6月9日 (土) から2日かけてスタンプラリーを回りました。
そして迎えた6月10日 (日) 当日。冷たい雨の中、西武球場前駅にやってきました。ラブライブレードは手に入れることができませんでしたが、展示された「ハイパーファビュラスアルティメットジャンボ寝そべりEX」(同年のエイプリルフールで三津海岸に出現した、全長10 mの巨大な千歌の寝そべり) などを見て過ごしました。また、ブレードは当日別の友人から借りることができました。MCでは高槻かなこさんがブレードの光のことを「命の灯火」と言っており、それに加われたことが嬉しく、友人にも感謝しています。その次の公演からは、『ラブライブレード! サンシャイン!!』を1本ずつ忘れずに事前購入するようになりました。
内容としてはアニメ2期に準拠したライブでした。関心ごとは6話の挿入歌『MIRACLE WAVE』です。千歌がサビ前にロンダートとバック転のコンビネーションを決める、ラブライブ! シリーズ史上最大の「飛び道具」がある振り付けを本当に再現するのか、話題になっていました。結論から言うと、本当に飛びました。Day1が初公演だったので、既に情報としては流れていたのですが、私も本当に目の当たりにできて驚き、感動しました。ただ、この回は伊波さんの中では「うまくいかなかった」ということで、私などにはわからなかったものの、その後の公演ではその悔しさをばねに4回とも大成功を決めたそうです。
私がこのとき一番感動した曲は、『New Winding Road』です。キャストの中で一番小さな鈴木愛奈さんが、その圧倒的な歌唱力によって一番大きな鞠莉とその熱い想いを宿して歌う姿を見て、声優がステージに立って歌う意味を全身で理解しました。このライブに行かなければ、ライブの楽しみというものを知らなかった、といえば過言かもしれませんが (どのライブも楽しいため)、これが私のラブライバーとしての原点であることは確かです。もちろん、その前にパフォーマンスしていた黒澤姉妹も良かったです。『RED GEM WINK』の次が『WHITE FIRST LOVE』で、姉としてのダイヤを見られた気がしました。
このライブには、スペシャルゲストとしてSaint Snowの聖良役・田野アサミさんと理亞役・佐藤日向さんが出演しました。この時披露された曲は『Awaken the power』1曲ですが、福岡公演では『DROPOUT!?』も披露したそうです。4月に開催された『HAKODATE UNIT CARNIVAL』ではSaint Snowとしてのパフォーマンスを初披露しましたが、Saint Aqours Snowとしてはこれが初解禁になりました。10人以上で同時にステージに立ったのもこれが初めてでした。
この日、Aqours 4thライブの会場が、かつてμ’sが立った東京ドームになることが発表されました。そして、翌年1月公開の劇場版についても予告編が公開されました。
Aqours華の4年目が幕を開けます。