普門寺飛優のひゅーまにずむ

好きなものについて不定期に語ります。

拝啓 乙宗 梢 様

拝啓

 梅雨も始まり、紫陽花が色鮮やかに咲く季節となりました。お元気でご活躍のことと存じます。

 大学生活が始まって約2ヶ月、新しい刺激も多く充実した日々をお過ごしなら幸いです。

 

 私が梢さんを知ったのは、一昨年、梢さんが2年生になりたての頃にあった、スクールアイドルコネクトでのFes×LIVEの配信からでした。初めて拝見した配信は、旅先の列車の中からで映像は飛び飛びになってしまいましたが、上品で綺麗な歌声が記憶に残っています。

 その後何度もWith×Meetsを見て、トークでは歌とはまた違う囁くような喋り方が好きになり、梢さんのファンになったことをはっきりと意識しました。

 梢さんが出ていた配信を見ていると、梢さんが部長としても一個人としてもスクールアイドルクラブのメンバーを愛し、想っていることが伝わってきました。後輩の103期生の皆さんに対しては、ユニットメンバーの花帆さんを誰よりも可愛がり、しっかり者のさやかさんには信頼を置いていましたね。瑠璃乃さんも温かく見守りつつも、時には瑠璃乃さんの「妹」として癒されていたのも記憶に残っています。

 そして、それぞれに個性も実力もピカイチだった「蓮ノ大三角」のことは決して忘れません。その称号は慈さんが復帰した夏以降に知りましたが、蓮ノ空のライブにおけるたくさんのときめきや楽しさ、胸を揺さぶる感動が、「大三角」のパフォーマンスとともに心に刻まれています。2年生以降しか存じ上げない私からすれば綴理さんとの息はぴったりだと思いましたし、With×MEETSのなかで慈さんのことをイジりながらも尊敬していたのが伝わってきました。

 スリーズブーケや蓮ノ空3ユニット合同の曲の作詞作曲の多くは、梢さんが手がけていたと存じております。人気の曲ではありますが、私は『眩耀夜行』が特に好きです。サビに向けて少しずつ高まって行く音程や、川辺で駆け落ちする二人だけの景色から星空の場面を結びつける情景描写のすべてが美しいと思います。スクールアイドルにとどまらず、令和の七夕ソングの中でも珠玉の名曲になるのではないかと思っています。

 梢さんがホワイトボードに描いていた絵も好きでした。独特のセンスのようでいて、よく見るとメンバーらしさがちらほらと見えてくるような、梢さんがメンバーの皆さんを好きな気持ちが届くような気がしていました。

 

 梢さんの3年間、あるいはそれまでを含む半生は、ラブライブ! 優勝に懸けていましたね。改めて優勝、おめでとうございます。ここに至るまでに、どれほどの努力があったのだろう、どれほどの困難があったのだろうと思います。困難と言えば、2023年の暮れにスクールアイドルクラブの配信が突然お休みになったときは驚き、心配しました。花帆さんの提案だという通信量の共有に参加した思い出や、実施されたラブライブ! 北陸大会の様子を、友人たちと一緒に固唾を呑んで見守った思い出が蘇ります。最後までパフォーマンスを終えられて思わず声が漏れました。

 優勝した年のラブライブ! 全国大会は、現地に足を運んでいました。桂城泉さんのパフォーマンスが衝撃的でしたが、蓮ノ空ならきっとこれを超えられると信じていました。同点でプレーオフが開催されるという結末にはさすがに驚きましたが、Edel Noteの願いも叶ったステージで優勝を勝ち取ったとき、皆さん方の喜びの一部でも、一緒に感じることができてとても嬉しかったです。

 思えば梢さんにとって一番近い後輩だった花帆さんのアイデアが、様々なところで梢さんやスクールアイドルクラブを助けていたのですね。梢さんが仲間に恵まれたことを嬉しく思います。梢さんが卒業した直後の配信での花帆さんたちの発表には驚きました。梢さんはどうお思いになりましたか? 驚いたでしょうか。あるいはもしかしたら、既にご存知だったかもしれません。私は、梢さんの下で大きく育って、だからこそ梢さんの夢を飛び越えて成長していっているのだなと感じました。

 

 この2年間、スクールアイドルクラブはいろいろな変化を経験してきたと存じます。毎年誰かが卒業していき、入学してきて、ユニットのメンバーは変化していきます。曲のアレンジや歌詞も、その瞬間のために良いものに変えていくのが蓮ノ空流でしたね。梢さんが卒業して新たな環境に身を置いているのと同じように、ここ最近で私の人生にも転機と呼べる出来事があり、これからもそれが度々あるのではないかと感じています。梢さんが率いていたスクールアイドルクラブも、卒業した後のスクールアイドルクラブも、根底にあるものを大切にして、日々生まれ変わってきたので、私はそこから変化の中で進んでいく勇気をいただけたと感じています。

 大学の声楽科に進まれたとのことでしたが、これからの梢さんの夢も、ますます美しい形で叶っていくことを祈願申し上げます。

 

 梢さんに、そして蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブに出会えた奇跡に感謝しております。

 いつの日かまた、歌声をお聴かせいただける日をお待ちしております。

 

敬具