『普門寺飛優のひゅーまにずむ』は、先日11月25日で4周年を迎えました。いつもご愛読ありがとうございます。
通常ならば、周年当日に記念記事をアップロードするのですが、直前が多忙であり、また当日も旅行中であったため、記事を用意・公開することができませんでした。今現在も記事の準備ができていないため、昨年までのような1年間の振り返りをすることが難しい状況です。『ラブライブ! スーパースター!!』感想週報も、8話・9話分がたまってしまっている状況です。
そこで、このページを後ほど2023年11月25日から今年11月24日までの1年間を振り返る記事にしたいと思います。トピックとしては、次のことに触れることになろうかと思います。
これまでの周年
1. 蓮ノ空と歩んだ1年間
2023年4月にリアルタイムコンテンツとして始動した『Link! Like! ラブライブ!』。初めての年度末を迎えて、リアルタイム展開の醍醐味は最高潮に達しました。
2023年12月以降、はじめに「蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さん」に衝撃を与えたのが、蓮ノ空女学院のネット禁止事件でした。学校運営が生徒たちを振り回し、それと立ち向かおうとするスクールアイドルたちをファンが応援するという構図の、有り体に言えば没入型のイベントでした。ファンたちは『スクールアイドルステージ』(『スクステ』) のゲームの獲得スコアを通じてスクールアイドルに通信容量を送り、103期12月度のFes×LIVEは使用できなくなった学校の回線の代わりに、シェアされた通信容量で配信されました。これにより、一定期間With×MEETSが配信されなくなったり、Fes×LIVEが中止される可能性が運営 (こちらは現実の、アプリの運営です) から示唆されたりと、私たちが本気でスクールアイドルたちを心配し、力になろうと頑張る仕掛けが作られました。
1stライブが本編時間軸に組み込まれたのに続き、4月・5月の2ndライブ、11月から開催中の3rdライブのことも、『リンクラ』上で語られることがあります。1月10日 (金) には、その3rdライブ神奈川公演へ行ってきました。
私たちが蓮ノ空を知った頃には既に引退していた沙知の卒業を見送り (その演出も見事で、知らないはずの私たちも別れを惜しむことになりました)、新1年生3人を迎えて始まった104期では、メンバーが増えたこともあってか配信の頻度はやや減少することになりました。一方で、Fes×LIVEのステージの作り込みは格段に向上しており、3ヶ月に一度のライブも悪いことばかりではないと思わされました。
劇中世界と繋がる方法は、『リンクラ』の配信だけではなく、より古典的な方法も存在します。2024年3月には舞台の金沢を走る北陸新幹線が、福井県の敦賀まで延伸しました。それを記念して開業前日から北陸旅行に出かけ、『蓮ノ空』が始まってから初めて金沢を訪れました。卯辰山の展望台をはじめ、市街地でも蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんを見かけ、近江町市場や健民スポレクプラザでは施設側でも作品やファンを受け入れてくれている様子を見ることができました。年度が明けて、その北陸新幹線に乗って*1敦賀からやってきた小鈴がDOLLCHESTRAに加入し、活動記録本編にも新幹線が登場したのには驚きました。
2. Aqoursよ永9に
2024年6月30日。この日がとても重要な日になることは、予期されていました。
第一線のスクールアイドルで唯一、結成当時のメンバーのまま活躍しており、そのメンバー数である「9」を何かにつけて大切にしているAqoursの、結成「9」周年記念日です。
今の私にとって、Aqoursとの関わりは、作品や登場人物、それを作る人々やその根底にある世界観との、オタクとしての向き合い方のスタンダードとなりました。私にとってそれほど大きな存在は、この日9周年のアニバーサリーイヤー (ラブライブ! シリーズの9周年にも、これまでのシリーズの総まとめである『スクスタ』がリリースされ、『ラブライブ! フェス』が開催されるなどお祭り騒ぎでした) に、最後のワンマンライブ『Aqours Finale LoveLive! ~永久stage~』を開催することを発表したのです。
Aqoursは、劇場版でストーリーを完結させた後、自分たちだけの道をずっと走ってきました。人気ゲームとのコラボ、実写PVの公開、没入型エンターテインメント『Aqoursぬまづフェスティバル』の開催、2度目の東京ドーム、初音ミクとのコラボ、地元ロケや『沼津地元愛まつり』の開催、そしてスピンオフ作品『幻日のヨハネ ~SUNSHINE in the MIRROR~』のアニメ、ゲーム、ライブの展開、さらにはJR東海とのコラボ……。一方その道のりは、劇中のAqoursが辿ったのと同じように、全く平坦ではありませんでした。新型コロナウイルスによる相次ぐライブ中止を受けて無観客ライブを開催し、客入れが可能になったタイミングで予定になかったEXTRAライブを開催しました。キャストの一時活動休止があり、その復帰ライブでもありました。
Aqoursとの9年間、今年を含めて10年間を振り返るべく、シリーズ記事を作成しています。10周年までの完成を目標とします。
これまでにできた記事
3. μ's ~伝説との邂逅~
2023年にTVアニメ『ラブライブ!』放送10周年を迎えたことを記念した企画が行われました。明け2024年2月、2015年以来のファンミーティング『Special Talk Session』 (現役時代存在しなかった東京ガーデンシアターでの開催でした) が、続く3月には『Orchestra Concert』が開催されました。私は『Orchestra Concert』のほうに参加し、東京フィルハーモニー交響楽団によるアニメ『ラブライブ!』劇伴の演奏と、μ'sの一部キャストによる一部楽曲の歌唱を聴いてきました。ラブライバーを8年以上やって、当時もう会えないと思っていたμ'sについに会うことができました (三森すずこさん、飯田里穂さん、徳井青空さんの姿は別作品で見たことがある)。それは、いつまでも、そしてこれからもμ'sキャストでいてくれる声優の方々、μ'sを信じ続けてきたファンたち、さらには後輩スクールアイドルたちが繋いだ絆の奇跡でした。
思えばラブライブ! シリーズは毎年毎年、大きなことを成し遂げてきました。2023年12月には、2次元アイドル作品の先輩格であるアイドルマスターシリーズとのコラボ企画『異次元フェス アイドルマスター☆♡ラブライブ!歌合戦』が開催され、両方のファンに衝撃を与えました。ここからアイドルマスターシリーズのファンになり、ヒットを飛ばした新作『学園アイドルマスター』を始めたラブライバーも何人も見かけます。逆に、知る人ぞ知る作品だった『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』はここで急成長を遂げました。
3月には『ユニット甲子園』が開催されました。野球を模したユニークな演出が印象に残るライブで、シリーズ内のライブでは初めての越境ユニットが結成されて新たな歴史の扉を開きました。その越境の考え方をさらに発展させた合同アジアツアーが、今度はμ'sも加えて開催中です。2月に千穐楽の横浜公演に行ってきます。
翌9月には『虹ヶ咲』の映画『完結編 第1章』が公開されました。これの感想記事が完成していないのですが、これまでの歩みをすべて力にして前進するニジガクメンバーたちの姿が見られました。
劇中世界でも動きがありました。10月から放送された『スーパースター!!』3期にて、Liella! が史上初のラブライブ! 連覇を成し遂げたのです。劇中時間軸では、同年1月頃の出来事と思われます。かのんたちのラブライブ! 優勝にとどまらない大きな夢が、歴史的快挙を果たす原動力になったのだと思います。
一連の感想週報
2024年11月25日までの1年間で参加したライブ
・異次元フェス アイドルマスター☆♡ラブライブ! 歌合戦 DAY2
・幻日のヨハネ ~THE STORY OF THE SOUND OF HEART~ DAY2
・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 6th Live! ~I love You⇆You love Me~ 神奈川公演DAY2
・スクールアイドルミュージカル 2024年公演
・スクールアイドルミュージカル 文化祭&後夜祭スペシャル公演
・Liella! 5th LoveLive! Tour~Twinkle Triangle~ 東京公演DAY2
・ユニット甲子園2024 DAY1
・LoveLive! Orchestra Concert
・蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 2nd LIVE Tour ~Blooming with ○○○~ 千葉公演DAY2
4. 筆者について
最後に個人的なことを少しだけ。2024年4月29日に結婚しました。新生活が始まり、その合間を縫うようにブログを書いています。家庭を大切にしながら無理のない範囲で取り組みたいので、今まで通りにはできないかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
これからの1年間には、ついにAqours Finale LoveLive! が待ち受けます。私の大好きなAqoursの最高の晴れ舞台であると同時に、これでワンマンライブは本当に最後です。『幻日のヨハネ』総集編も見に行くなど、少しずつAqoursや『ラブライブ! サンシャイン!!』との歩みを振り返っているところです。当ブログでも自分自身のことを整理しつつ、応援していけたらと思います。
ラブライブ! シリーズは15周年を迎えます。5周年でAqoursが、10周年でLiella! が産声を上げたことを考えると、もしかすると新たな出会いもあるかもしれません。
未来は、今も輝いています。